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情けない話をしますが、愛用のアートナイフプロがちょっと前から見当たりません。そのうち出てくるのでしょうが、さすがにないと困るので、新しく購入してきました。

……前買ったときはもっと高かったような?
それはそれとして、私はアートナイフの刃をデザインナイフの刃を二枚重ねで使っています。

NTのBD-2000はオルファの特選黒刃相当の商品で、切れ味も通常よりも上ということになっていたと思います。もっとも、模型に使う上では、切れ味は普通のデザインナイフの刃でも十分なので、その辺りはあまり拘ってもしょうがないような気もします。むしろ、このBD-2000の売りはそのコストパフォーマンスにあります。大量に入っているので、五年やそこらでは使い切れる気がしない代物。スクラッチをするときはかなり頻繁に刃を使い捨てていきますが、それでもなかなか減りません。
ただ、そのままだとデザインナイフにしか使えず、アートナイフでのラフな切削にはあまり向きません。そこでアートナイフ的に使うために、刃を二枚分使うわけですが、普通のアートナイフだと収まりません。そこでオルファのアートナイフプロを使うわけです。

普通の刃とは90度回転させて固定します。普段使いでは、これでも刃がずれることもありません。
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名前にはいつも悩むということは前にも書いた気がします。
もともとFAにはいくつかの命名則がありますので、それに従うのが世界観遵守というものです。瞥見の限りではその数三つ。
1.刀剣由来:地球防衛機構空戦FAに振られる名称。現状では短剣から片手剣の範囲までで、基本的には一般品(量産品?)の名前が使われるが、実在の銘刀が使われる例(ゼルフィカール)もある。スティレット、バーゼラルド、レイダオなど。
2.神話・伝承由来:防衛機構、月勢力問わず用いられる。採用される神話・伝承に地域や歴史の関連性は特になく、傾向には不明が多い。ウェアウルフ(=轟雷)、輝鎚、フレズヴェルク、ドゥルガーなど。
3.機能・動作等由来:機体の特性や用途などから一般名詞・動詞を振る。2の小分類として用いられることも。防衛機構では非主流派機体に用いられる傾向も? グライフェン、ヴァイスハイト、(セカンド・ジャイブ?)、ヴァルチャーなど。
こういうことは、普段FAを組んでいる諸兄なら言わずと知れたことではありましょうが、あえて明文化することで命名の助けにしようという備忘録のようなものです。ブログの文面稼ぎでもあります。ちなみに上記の命名則からはよく分からないのがマガツキでして、単純に月を凶兆として捉えての命名なのか、禍津日神のもじりなのか。ご存知の方は私の不明を笑って下さい。
そんなこんなで、自作FAの名前を考えるわけです。一応、空戦機のつもりで組んでいたので、1の分類を使うべきなのでしょうが、脳内設定的にはしょうもないORGがしょうもない経緯で設計して少しだけ造ってみたという機体なので、おそらく制式採用機に振られるであろう1は名前負けします。というわけで、命名則は3を使うわけですが、デザイン上のアピール点は三日月状の脚部なので、クレッセントやブーメランとかいうのを検討してみましたが、色々考えるうちにカエデの種を名前の由来とすることにしました。
しかして、英訳して「メイプル」では締まりが無さ過ぎるので、別の言語にするわけですが、ドイツ語やフランス語を選ぶ理由がないので、ラテン語(acer)にすることにしました。
というわけで長い前置きでしたが、「nart-02OAC:F アケル」完成です。

型番は「次世代基体再検討試案」の略称ということにしてますが、実際のところ、頭にFAを足すと、「fan-art」になるという程度のしょうもない駄洒落です。
配色は以前のものと同様、フランカーに準じてます。PAK FAといえばモノクロのスプリッター迷彩のイメージですが、初期の頃には確かこの色を使っていたかと思います。まあ、今となっては、PAK FAのことは考えなくても良いのですが、リメイク企画だからというか未練というか。次に作るときはモノクロスプリッターになると思います。
卓番決定です。今回は以下の通り。

鈍色雑貨
7-10-16
HILBERT-G7パーツセット ¥15,000 3個
インテリオルパーツセット ¥5,000 5個
SAUBEES-LEGS ¥7,000 3個
アガートラーム ¥1,000 10個
イスケンデルベイ ¥1,000 10個

 基本的に前回と同じお品書きです。新作なしの再販のみ。申請時は身辺がどうなるか分からなかったためですが、幸か不幸か、次は新作が用意できる位にはどうにか何とかなってます。そんなこんなで今回生産分はこんな感じ。

 ワイルドアームズもの(ワイルドアームズ・ウェポンアーカイブス=WA・WAというシリーズ名を考えてみたのですが、考えてみただけにしておきます)を10個ずつとインテリオルセットを2個だけ。複製の負担はそんなになかったはずの今回ですが、複製途中で偏頭痛に悩まされるというあまりよくないシチュエーションに直面したので、今後もただでさえ少ない生産数を維持できるか少し危ぶんでいる私がいます。とはいえ、鈍色雑貨の生産数は午後まで余裕に保つ量なので、身の丈には合っているというものなのですが。
 ちなみにSAUBEES-LEGSは型が壊れたので、おそらく今回生産分で最後となります。もっとも結構なロングランで概ね行き渡った感はありますから、問題はないでしょう。ヒルベルトも再販希望がなければ、多分今回限りになる見通しではあります。

 あとは新作の展示品を仕上げられるか、というところです。アリシア、パーツ数多いんですよね……。

サフ二回目を吹きました。
表面処理は大方終わった感じですが、写真に撮ると磨き残しが写ったのでもう少し煮詰めます。肉眼だとあまり見えないというか、脳内で見えないことにしてるということなのでしょう。画面越しだとその辺りの自己欺瞞が効かなくなって、客観視するようになるというか。するとサフ後の確認は四面で撮ると良いということになるのでしょうが、それはそれで面倒なことではあります。
ちなみに両手のアサルトライフル的な武器は露骨にブルパップ式で、見た目よりも結構なロングバレルになっています。空戦用に取り回しを重視〜とかいう設定ではありますが、可動模型的にはあちこち引っかかって窮屈な感じ。ポージング的にはあまり動かしても見栄えに変わりはないのですが、逆に重心が後ろにあるので重量のわりに安定して飾れるというメリットもあります。
思っていたよりも進捗が遅いのですが、特に差し迫った締め切りがあるでもなし。むしろ別件で仕上げなくてはならない用があるので模型が後回しになっているというのが実際ですが、それはそれとして、のんびりと自作原型のキットを仕上げられるというのは良いものです。大抵、WF用の原型の展示サンプルは目前に迫ったイベント当日を前に呪詛を吐きながら作っているので、あまり楽しい思いはしていません(スケジュールに余裕があるときは良い気分で作っていることも稀にあります)。終われば楽しい思い出に上書きされるので、いい加減自身の単純さに呆れるところなのですが、その辺りしっかりしてれば、そもそも締め切りに困ることもないのでしょう。ちなみに次回のWFは前回と同じラインナップになります。

後ろ姿だとまた印象が変わるのではないかと。
前回は似てしまったものについて書いたので、今回は似せたもの、似せないようにしたものの話をします。作業的には特に書くこともないので、更新のための更新というわけです。
もともとこの作品は、六年前に作ったコンテスト用の自作FAのリメイク企画ということになります。

この時はSu-34をメインのモチーフにしつつ、サブモチーフとして西洋甲冑を盛り込んでありました。言われても分からないところかと思いますが、分かってしまえばそれはそれでお終いというものでもあります。
そこで、今回のモチーフとしては当初はPAK-FA(T-50)+金剛力士像のイメージで、ステルス機のディテールとボトムヘビーのマッシブ体型を目指しました。前作と同様の基本的な方針としては、人体のモチーフを配することと、正統派から少し外したパチ物感を忘れないようにすることです。ロシア機がモチーフに入っているのも、個人的な嗜好もありますが、正統派な本家に対する敵メカ感を出したかったというのもあります。六年前は月面勢力なんて設定ありませんでしたし。
とはいえデザイン作業を進めるうちにどうしても脚がしっくりこない。基本的に前作のリメイクということで色々踏襲して、腰から上はわりとあっさり決まったのですが、PAK-FAのディティールを配した空戦メカとしての視覚的説得力を持ったオリジナリティのある脚部がイメージできなかったのです。
色々考えた結果、PAK-FAのモチーフは棄却することにしました。戦闘機の擬人化ならぬ擬ロボ化ということでは偉大な先達としての戦術機と被らないように気をもむというのも相当に不毛ですし(同じことをしたければ、既出のキットを組めば良いのです)、そもそもPAK-FAが欲しければそのもののキットが出ているのでそれを組めば済む話です(ズベズダのキットは表面が梨子地で心を折ってくるのですが)。PAK-FAモチーフから解放されてからは心晴れやかなもので、既出のFAに被らない確実な方法として脚部のフレームを廃し、やりたい放題を始めます。脚部を単純な一枚羽のスタビライザー扱いにして、分かりやすい高推力表現として大口径のジェットエンジン的なものを付けて、エアインテークと燃料タンクと後方監視レーダー的なものを付けて、ガンダムXのバリエントをイメージしつつ。おおまかなシルエットが固まったら、あとは作りながら細部を調整して色々足したり引いたりして、出来上がったのがこちらというわけです。
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