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もう二週間前ですね。ワンダーフェスティバル2018winter、当鈍色雑貨のブースにお越し頂きありがとうございました。
お陰様で、中でもアガートラームを特に手に取って頂けました。事実上の再販なのでどんなもんかなあと思っていたのですが、予想外の売れ行きで誠に有難い限りです。

それはそれとして。
去年の後半分は模型的にちょっとしたスランプでした。概してスランプとは、原因不明の努力の空転をさす言葉ですが、私の場合は原因は明らかで、付け加えれば努力云々というよりも、今一つやる気が起きないという無気力に類するものでした。
要するにどういうことかというと、コンプレッサーの調子が悪くて、模型を完成させることができない/コンプレッサーを修理に出す必要があるけれど、さしあたって塗装しなくてはいけない案件があるわけでもないので億劫がって先延ばしにしたい、といういい加減な気分から抜け出せなかったというわけです。
さすがに色々差し迫ってきて、年内に入ってやる気も出てきたのですが、やる気が出たからといってコンプレッサーが直る訳でもない、いずれは修理に出さなくてはいけないのですが、いずれっていつの話なのだろうという感じだったので、一念発起して予備機を買うことにしました。
コンプレッサーの予備機を持つという話を目にしたときはどこの御大尽かと思っていましたが、自分がそうなるとか思いもしませんでした。
そういうわけで(大層な時間をかけて選出して)購入したのがエアテックスのAPC019-S、SPiCAのエアブラシセット商品です。本体のみだと実売¥10000、セットで¥15000位ですが、セットだと0.3mmと0.2mmのエアブラシが一本ずつ付属します。コンプレッサーが重複しても、エアブラシが一本¥5000くらいと相当安く見積もって考えても、コンプレッサー本体価格は¥5000相当。このくらいなら、まあ……。
長い前置きとなりましたが、APC019のレビューじみた話をします。

本体のサイズはかなり小型で手のひらサイズです。本体の素の状態での長所短所をまとめると次の通り。

・最大圧力0.2Mpaがかなり頼もしい。濃いめのサフも良い感じに吹けます。吐出も安定しており、脈動なども感じられません。
・圧力の大中小調整が便利。普通のラッカー系を吹くなら小で必要十分です。

・手元に置いて使う関係上、圧力最大時の音はかなり気になる。とはいえ、圧力の大小で音も変りますし、実際の使用上、使用頻度が高いであろう最小時の音はそこまででもないので、あまり問題にならないかもしれません。
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・本体電源をオフにするには、電源・圧力切替え兼用ボタンを長押しする必要があって、結構煩雑。特に、エアブラシ洗浄時はとても面倒くさい。だからとて付けっぱなしにするのも連続使用時間の関係上、避けたい。
というわけで、コンプレッサーとしての性能は十分ながら、使い勝手に難があるという感じです。もっとも、スイッチを押して空気が出るということ以上に大切なことなんてないんですけどね。
不満点は主にエアブラシ洗浄時の電源のオンオフの煩雑さに集中しているので、そこをなんとかすれば、万事問題はなくなるというわけです。そこで、電源をオフにした状態でもエアが吹けるようにエアタンクを用意することにしました。安く済ませるために自作です。

100円ショップで購入した瓶にホースを通しただけです。

蓋に4.8mmの穴を空けて、クレオスの口金変換アダプタのSタイプの方をねじ込みます。内径5mmのオーリングを挟み、蓋の方にもビニルテープを貼っておいて、エア漏れを防ぎます。

蓋の反対側にはSタイプのチューブを接続して、口金を固定します。チューブは切ってしまっても構わないのですが、切らなくても問題ないので、そのままにします。

そのまま蓋を付けてもエア漏れがしたので、瓶の口に輪ゴムを巻きました。テープを貼って目止めとかしてみましたが、この方法が一番密閉度が高かったです。とはいえ、多少漏れますし、ちゃんとしたタンクではないので、あまり圧力がかかるのもおっかないので、このままにしておきます。

田宮の三つ又分配機の一つに繋いで完成。チューブが増えて煩雑になっていますが、仕方のないことです。ちなみに新規購入したのは瓶(¥108)、オーリング(¥324、沢山余った)、分配機(¥1390)で、あとは手元にあった資材を使い回しています。分配機が一番高かったのですが、増えたエアブラシのためにも必要な出費でした。……セット商品も実はそこまではお得ではないのでは……。
タンク容量は900mlですが、約15秒間エアを吹くことができます。もう少し何とかならないのかと思わないでもないですが、三回位うがいする分には何とかなるでしょう。多分、きっと。
あとは、コンプレッサーに変な負荷がかかる疑惑もあります。大丈夫かな。
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